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「VAZZROCK」ユニットソング⑤「VAZZY vol.3 -全米が泣いた-」インタビュー
- 2021.10.28
「Wanna Dance」収録のご感想をお聞かせください。
新垣:
力強く、前に前にいく荒々しいポジティブさがあって、自分にとってホーム感のある曲でした。
今までラップは孝明の専売特許みたいな感じだったので、今回、他のキャラが役の声でそのままラップしているのが不思議な感じがしました。
ラップの部分も含め、皆とガツッと合わせた完成した状態で聴けるのが楽しみです。
小林:
ロックでもありダンスナンバーでもあるという曲で、コール&レスポンスの箇所もお客さんに委ねられそうなところがいっぱいあります。
凰香のテンションもやや上げ気味で収録しました。
そんなパーリィ系の曲だけに、もしライブで歌うときは皆が暴れられるような状況だったらいいなと思います。
山中:
ハード目なサウンドの中にポップなメロディが乗っていて、「VAZZYってこれだよね!」みたいな感覚もありつつ、
新しい一面を見せてくれるラップパートもありつつで、楽しませていただきました。
一紗としては、少し荒っぽさを出した新しい表現にチャレンジしました。
白井:
疾走感があり、アップテンポなサウンドで、ダンス映えする感じはVAZZYらしい曲だなと思います。
ラップパートはVAZZYのユニット曲では今までなかったと思うので、新鮮でした。
二葉は普段ふわっとしている部分がありますが、今回のラップではかっちり畳み掛けるような感じで表現しました。
明るく前向きな曲なので、気分を上げたいときにピッタリです。
笹:
昔は可愛い系だった直助くんも「かっこいい系で」とディレクションをしていただくようになりました!
僕の心の中の近所のおばさんがホロリとしてしまいました。
ラップ部分は「アイドルの歌に出てくるラップ」らしさがあり、世代的にはぐっと刺さるポイントでした。
堀江:
すごく爽やかで、明るくて、遊び甲斐のある曲だなと思いました。
最近は優馬の可能性を広げてもらえる曲が多くて、今の優馬ならラップもやるだろうなと言う気持ちだったので、違和感なく収録に臨めました。
今だから歌える曲ですね。
「What should I do?」収録のご感想をお聞かせください。
新垣:
英語の歌詞が多く、譜割もあまり聴いたことのない感じで難しかったです。
僕が担当しているからというわけではないのですが(笑)、サビの前半部分にあるロングトーンのハモリがすごくかっこいいのでぜひ注目してみてください。
音も重いですし、VAZZYが2周回ってロックに帰ってきたような印象です。
小林:
英語の発音はもちろん、歌詞の意味が直接的にわからなかったり、文法の関係で、感情を込める単語の位置がいつもと違ったりして難しかったです!
でもディレクターさんのサポートもあり、その都度修正しながら完成まで持っていけました。
山中:
僕はいつも「新たな挑戦をさせてもらいました」と言っていますけど、今回はほぼ全編英語詞という新たな挑戦をしました。
新マネージャーの高月に歌ってもらいたいくらいです(笑)。
ギターもベースもガンガン効いていて、個人的にもテンションの上がるVAZZYらしいオケなので、ぜひオケにも注目して聴いていただきたいです。
白井:
山中さんから「英語詞が大変」という話は伺っていましたが、まさかこんなに多いとは(笑)。
発音もニュアンスの付け方も難しかったですね。ハモリの担当パートが細かく分かれているので、そこは聴きどころのひとつかもしれません。
サウンド的にはハードロックですが、歌詞は意外にも切ないというギャップがいいですよね。
笹:
アイドルコンテンツでほぼ全編英語詞の歌は珍しいと思いますし、僕もはじめて歌いました。
歌詞の意味を自分なりに調べてみて、自分の心情に重ね合わせたりもしました。
歌詞に感情を乗せられるように、いつも以上に練習した気がします。
堀江:
今までの曲と比べて圧倒的な量の英語詞でした。
英語らしく聞こえるように発音に気をつけて歌いました。
ニュアンスを付けるときにフックになるような英単語が多かったので、その単語の雰囲気に感情を乗せて歌うことができました。
「Hello! 君と僕の歌」はいかがでしたか?
新垣:
僕らだけじゃなく、お客さんを巻き込んで一緒に歌う曲だと思いました。
今回は妖しさやセクシーさよりも優しさとか温かさを出そうと頑張りました。
VAZZYのメンバー皆と一緒に歌っているのをイメージしながら収録しました。
小林:
今までもこういう優しい曲はありましたが、今回は優しくもあり元気が詰め込まれた曲で新境地でした。
今までの凰香のようなクールさやロック要素を全部取り払って歌っています。
凰香が笑顔になるくらい、にこやかに楽しげに歌いました。
山中:
辛いことや悲しいことが多い世の中ですが、こういう曲を聴いていただいてちょっとでも気持ちが楽になったらいいなと思いました。
改めて僕らは笑顔で色んなものを届けていかなきゃなと思わせてくれた歌です。
一紗もVAZZYの居心地の良さをなんとなく実感して丸くなってきていると思うので、こういう明るい曲でも抵抗なく歌えるようになりました。
白井:
VAZZYには珍しくゆったりした曲で、皆で手を横に振りながら歌える曲だなと思いました。
サビのキーが意外と高くて、二葉らしい朗らかな笑顔を意識して表情をつけるのには苦戦しました。
歌詞にある通り、この曲でみなさんに笑顔が広がっていったらいいなと思います。
笹:
演技でも歌でも、ものすごく精密作業のようなことをしているなと思います。
以前の直助くんに比べて、明るく元気な曲を録るときに可愛さとかっこよさの絶妙なバランスを要求されるようになってきました。
収録を通して、直助くんという人物の解像度が自分の中でも上がっていったなというのを肌で感じました。
堀江:
すごくキャッチーなメロディで、お客さんも僕達と一緒に手を振ったりしているような情景が浮かぶ曲でしたね。
明るいけどちょっと泣けてくるようなメロディーラインです。
僕が最初のレコーディングだったので、他のみなさんに託すような気持ちで歌いました。
ドラマ収録を終えてのご感想をお願いします。
新垣:
孝明としては原田さんと掛け合いできたのがとても楽しかったです。
いつもの孝明はリーダーとして肩肘張らないよう努力する部分がお芝居に入るのですが、そういうのが取れた気楽さがありました。
原田さんに対しては、まさに松本さんに新垣が甘えているような感じです。
胸を借りてなんの違和感もなくやれました。高月視点でのVAZZYの見え方も新鮮でしたね。
小林:
台本の最初だけ読んだ感じだと「あ、やっべーやつきたな」と思いましたが(笑)、そこは流石我らがリーダーでうまく取り込んだなと。
高月は合理的な面で凰香とは波長が合いそうです。
でも凰香もたまーにちょっとズレているので、いつ衝突するかなというのを楽しみにしています。
「ライチはやめてください!」みたいな(笑)。
山中:
僕個人としては(Six Gravity専属マネージャー・月城 奏役として)、マネージャーの数も増えましたので、
マネージャーが一堂に会する何かをやってくれないかなという欲目が出ております(笑)。
高月くんはまっすぐだけどちょっと天然っぽいところもあるので、一紗は「おもしれぇな、こいつ」と思いながら、
うまくやっていけるんじゃないかなと思いました。
白井:
新しくマネージャーが入ってきたことで、VAZZYがよりひとつになってステップアップしていけるような、そんな兆しが見えたドラマでした。
一紗と高月のとあるやりとりについては、二葉としては最後にはうまく収まるとわかって1歩引いて見ていたのかな、なんて思いますね。
笹:
高月さんは最初にビジュアルと設定を見たときには、自分にも周りにも厳しい人という印象でした。
実際にドラマを録ってみたら、相手の意見をちゃんと聞いたり、軽く落ち込んだり、意外と人間臭い部分があって、
こんな人にふと弱さを見せられたらどうにかなっちゃうと思いました。
堀江:
僕自身も役者目線で「どんなマネージャーなんだろう」とドキドキしていましたが、
ドラマの中ではゲーム実況をきっかけに優馬達と打ち解けていったりと、
高月さんの振り幅の大きさを感じられました。
ユニットとしてのVAZZYを新しい角度から高めてもらえるような、大きなターニングポイントになったんじゃないかと思います。
駒田さんは今回、ユニット専属マネージャーの高月理久役として初登場されましたがいかがでしたか?
駒田:
あたりが強くて他とはちょっとズレてはいるけど、指摘されたら素直に受け入れる柔軟さもあり、演じていて楽しかったです。
収録が堀江さんと笹さんと一緒だったおかげで、お2人が演じるキャラクターの影響を受けて、
自分のお芝居も後半に行くにつれて変化をつけられたかなと思います。
原田さんは、実は「VAZZROCK」シリーズ最初のCDから登場していたキャラクターです。とうとう声がつくということでファンのみなさんは大変期待をされているかと思いますが、演じられてみていかがでしたか?
松本:
まさか初期の頃からいるキャラクターとは思いませんでした。
基本的にはあたりの柔らかい人だと思うので、あまり重くならないように、ふわっと、いい意味で肩から力が抜けたところでやらせてもらえて楽しかったです。
柔らかそうですけど、きっとやる時にはやる人なんだなと思います。
今後も出番があるなら、彼の色々な面が出せたらいいと思います。
VAZZYのみなさんにお聞きします。今後、専属マネージャーに期待することはありますか?
新垣:
お客さんに向けてVAZZYのプレゼンをしてもらいたいですね。
今回のドラマの中で、外から見たVAZZYと一緒に行動してみたVAZZYで印象が大分変っているので。
あとはマネージャー同士の愚痴大会を聞いてみたいです。
白井:
確かに。VAZZYはVAZZY、ROCK DOWNはROCK DOWNでメンバーの直してほしいところとか聞いてみたいですね。
新垣:
「そうなんだよ、もう朝全然起きねぇんだよ」とかって。
山中:
愚痴大会とかいいつつ、実はあいつら惚気るんですよ。
うちの子はこんなところが可愛い、こんなところがすごいって喧嘩になりますからね(笑)。
新垣:
あ~いいね。幸せな喧嘩だね、それね。
小林:
お茶目さと仕事中の真面目さとのギャップ萌えを感じさせてほしいです。
(駒田さんは)英語が堪能なので、今後海外展開があったら通訳してもらいたいです。
笹:
直助くんは自分の趣味が仕事につながっている部分がけっこう多かったりしますが、
やれば出来る子なのでそうじゃないお仕事ももっと取ってきてくれたらうれしいです。
クイズ番組で堂々としたドヤ顔でおもしろ珍回答とか出してほしいですよね。
堀江:
1人1人の輝きを見出してもらった暁には、各々にどんなソロのお仕事を持ってきてくれるのか楽しみです。
高月さんが優馬のためにどんなお仕事を持ってきてくれるのか、色々妄想が膨らみますね。
最後にファンの方へメッセージをお願いします。
新垣:
たくさん曲を歌わせてもらいましたが、ほぼ英語の曲はまだ歌っていなかったですね。
まだまだやっていないことがいっぱいあるので、これから先もVAZZYとして何か新しいことを、そして元気をみなさんにお届けできるのが楽しみです。
より一層応援をよろしくお願いします!
小林:
今回は本当に新しい挑戦が多く、きっと僕含め皆ちょっと苦労したのではと思いますが、
ひとつひとつ新しいものを掴んでいくことでキャラクター達も進化していくのかなと思いました。
その変化をみなさんに見守っていただいて、引き続き応援していただけたらうれしいです。
山中:
ドラマパートではキャラクターの成長した部分が垣間見えたり、距離感が近くなったことで素が見える瞬間も増えたと思います。
楽曲はラップをはじめ新たな挑戦をした曲も多かったので、「今回のVAZZYはこんなにすごいぞ!」というところを、
何回も聴いて余すところなく楽しんでください。
白井:
どの曲も全然違うテイストで、さらにドラマもボリュームがあって、めちゃくちゃお得でバラエティに富んだ1枚です。
VAZZYの新たな一面や魅力が詰まっているCDだと思いますので、ぜひ普段からたくさん聴いていただけるとうれしいです。
笹:
長年連れ添ってきた直助くんだからこそ、もっともっと歩み寄って直助くんへの理解を深める必要があると感じました。
直助くんと一緒に自分も成長していけるように頑張ろうと思います。
このCDで直助くんの細かいニュアンスなどを感じ取っていただき、マネージャーともども皆の成長を楽しんでいただければと思います。
堀江:
これまでシリーズを応援してくださっている方はもちろん、このCDから聴いても置いてきぼりにならないような1枚になっています。
僕ら自身にとっても、みなさんにとってもおさらいのような1枚になっていると思います。
ぜひお手に取っていただき、色んな方に布教してVAZZROCKの輪を広げていただけたらうれしいです。
駒田:
ドラマを全部聴いていただければきっとわかるように、高月はVAZZYのメンバーに寄り添う覚悟をちゃんと胸に秘めた人です。
マネージャー目線でタレント達を見るのも、タレント目線でマネージャーを見るのもどちらもおもしろいと思います。
VAZZYというユニットにもうひとスパイス加えられるキャラクターとして、チームに混ぜてもらえたらと思っています。
これからよろしくお願いします。
松本:
まずは優しい目というか、優しい耳で聴いてください。
そして気に入っていただけて、みなさんに作品を楽しんでもらえたらそれが一番です。
そうなることを祈っています。