pioniX「炎昼」ドラマ収録後インタビュー

2021.07.02

　数寄川 零　CV：田所陽向
　御風呂庵　 CV：千葉瑞己
　天城士欧 　CV：中島ヨシキ
　羽柴玄尉　 CV：住谷哲栄

収録と今回のストーリーのご感想をお願いします！

中島：今までユニットメンバー以外と話す機会がほとんど無かったので、がっつり他のキャラクターが出てきたのが印象的でした。
今回出てきた持田リョウジくん（CV: 岩崎諒太さん）とは、今後も何かありそうな予感がしますね？　まぁ、若い芽は早いうちに摘んどかないと……。
全員：あははは(笑)。
中島：サブキャラのメンバーと先に収録をしたのですが、新鮮さもありつつ、なんとなく落ち着かないような感じもあって。
その後4人で集まったときは、「いつも通りだな」と、なんだかしっくりきました。
ドラマのストーリーとしては、士欧はいつも忘れがちなのですがユニットの中で最年少なので、ようやく人間味みたいなものを感じられるお話でした。
演じている僕が一番、士欧を人間離れしていると思っていたことに気付きました。
人間味を出すことをためらうくらい、士欧に『こちら側』に来てほしくないというか……完璧でいてほしい自分もいて、
脆さとか弱さとか、そういったところがあるのが人間として魅力的なんだろうなと思いつつ、そういったお芝居をするのをためらっている自分がいました(笑)。
玄尉が思いのほか人間味にあふれていて、隣にいる士欧が完璧に見えるところがあったので、そんな新しい一面が新鮮でした。
田所：今回はひたすら士欧と玄尉を見守る回でしたね～。
中島：せやなー……。
田所：お父さんとお母さんみたいな……「あたしたちもあったわねぇ、こんな時期が……」みたいな気持ちでした。
千葉：ほんとにね(笑)。
田所：インフィニ（infinit0）の2人も過去にあった出来事と重ねてしまったりして、感慨深い回になったんじゃないかなと思います。
帷の2人に「よかったねぇ～！」って言いたくなりました(笑)。
インフィニとしてはほのぼのと過ごした回でしたが、夏を経て成長した帷の2人がどうなるのか、そして、秋に零には何が待っているのか、楽しみにしたいと思います。
住谷：玄尉としては、士欧について、これまで気になっていたけど特に聞いてこなかったことが明らかになった回でした！　
なぜ玄尉の曲に士欧がこだわるのか、2人の出会いは……みたいなところが描かれているので、曲作りを通して士欧のことを知ろうとしたことで、更にお互いの理解が深まったのかな？　と思います。演じる身としては、いつもより少しだけ表情のある玄尉になったんじゃないかなと！　4人の空気感に少し慣れた玄尉を見ていただければと思います。
千葉：今回はずーーーっと気になっていた士欧の過去がわかる回で、呂庵としても、千葉としてもオイシイ回でした(笑)。
全員：(笑)。
千葉：さっき陽向くんが言ってくれたんですけど、インフィニがユニット結成直後くらいに通ってきたような道を帷の2人も歩んでいるので、もうその時期を過ぎたインフィニからすると、なんだか眩しいなと……！　
眩しくもあり、くすぐったいような、ほっこりした回でした。
ヨシキさんが先程言っていたように、今回は士欧の人間らしいところが見られるので、呂庵お兄さんとしてそういう面を見せてくれるのがうれしかったです。
呂庵としては、pioniＸに加えて士欧の同期も出てきて、ドラマに出てくるキャラクターの中でもお兄さんなので、大人として振る舞っている印象でした。
零といるときは甘えん坊なので(笑)。そういった部分で帷の2人から影響を受けて変化した部分なのかもしれないですね。

「夏といえば」というエピソードを教えてください。

中島：皆肌真っ白で、夏に縁がなさそうな……。
全員：(笑)。
千葉：高校生のときのことなんですけど、夏休みって大学受験に向けて勝負の時期じゃないですか。友達は皆、学校とか塾の夏期講習に行っていたんですけど、僕だけその夏めいいっぱい外で遊んでしまって、ひとりだけ真っ黒に焼けちゃったという思い出がありますね……。「何したらこんなに焼けるの、むしろ何もしなかったから焼けたのか！」って言われました。
田所：おなか壊しやすいなってイメージしか……(笑)。
中島：冷たいもの食べちゃうとね……。
田所：スタジオ寒い、外暑い、電車寒い、外暑い……みたいな……。
中島：温度差がしんどいよね……。
千葉：みなさん海とか行かないんですか！
田所：行かない……。
中島：行かない。
千葉：行かないの!?
田所：夏は引きこもるかな。
住谷：僕も引きこもりますね……。
中島：夏は暑いから引きこもるし、冬も寒いから引きこもる。
千葉：一年中家だ……(笑)。
住谷：あっ、俺はあずきのアイスですかね！　夏は絶対食べます。
中島：アイスおいしいよね。
住谷：アイスキャンデイー系とあずきのアイスはストックしています。結論、アイスがおいしい！　というエピソードでした。
全員：(笑)。
田所：僕は、高校夏に10cmくらい身長伸びました。バスケ部に所属していたんですけど、腰をいためてやめたんですよ。その頃に膝も痛くて……。
中島：身体ぼろぼろ……(笑)。
田所：夏休み中に急成長して、2回くらい靴のサイズが変わって……。休み明けにクラスメイトにびっくりされました。保健室で測ったら170cmから180cmになっていました。
住谷：膝、成長痛だったんじゃないですか?
田所：確かに、そうなのかも……？
中島：その頃から声は低かったの？
田所：身長伸びる前からこんな感じでした(笑)。
中島：夏のエピソード……無いな～。
住谷：夏にオススメの料理とか……？
中島：そうめんでも……食べておいたらいいんじゃないですかね？
全員：(笑)。
千葉：流しそうめんとか！
中島：昔、番組で流しそうめんやったけど、「なんで流すんだろうね」って(笑)。基本、風情の無い人間なので……自分でもびっくりするくらい効率化するのが好きな人間なんですよね。例えば、リビングからキッチンに行く用事があったとすると、何回も往復したくないから、この一往復でついでにあれやろう、これもやろう、って考える。で、その中のひとつでも忘れると、めちゃくちゃ自分に腹が立ちます(笑)。「なんでこれ持ってかなかったんだよ!!」ってなります(笑)。母親の教えです。……なので、流しそうめんなんかはしません！
全員：(笑)。
千葉：これ、秋と冬もありますけど大丈夫ですかね!?!?
中島：先に答えておきます。秋に焚火とかしないし、冬は寒いから外出ません！(笑)

ありがとうございました(笑)。では、最後に締めくくりの一言をお願いします！

中島：士欧が今回メインのお当番ということで、もともとサンプロのジュニアだったということはこれまでも語られていましたが、
今回はその時代の描写や当時の同期が出てくるので、士欧をこれまで応援してくれたみなさんにとって、情報てんこ盛りなお話になっていると思います。
これまで、メインでスポットが当たるというよりは、玄尉のお世話をしたり、裏で何かをしていることが多かったので、インフィニという先輩と関わるようになって、やっと年相応の部分が出てきたところに注目していただければ。
ドラマ台本のキャラクター詳細のところに「まだ打ち解けきれていない」ってずっと書いてあるので、いつかこの1文が無くなるといいなと思っています(笑)。
次を楽しみにしています！
田所：帷の2人の青春みたいなものを思う存分ニヤニヤと楽しんでいただきつつ、インフィニの昔のエピソードを知っている人にとっては、インフィニの帷に対するリアクションで楽しんでいただけると思いますし、逆にインフィニの昔を知らない方は、どうして零と呂庵がこういう反応をしているのかがわかるので、まだ聴いていない方には発売中のドラマを聴いていただければと思います。
きっとくすぐったい気持ちになるはずです！　たくさんニヤニヤしてください。
住谷：今回は相方の士欧がメインなので、士欧の過去を受けての玄尉の成長みたいなものを感じていただけるのではないかなと思います。インフィニの2人も、インフィニとしての立ち位置とニクス（pioniX）の中での立ち位置の変化を楽しめるんじゃないかなと思いますので、ニヤニヤしてください！
全員：(笑)。
中島：呂庵と玄尉は同い年くらいなんだけどね？
住谷：何もできないですからね(笑)。
千葉：（pioniX SEASONS第1弾）『春惜しむ』は「呂庵にこういう過去があるから、今こうなっているよ」っていうお話だったんですけど、今回は「士欧は昔こうだったけど、今はこうだから、これからきっと変わっていくよ」って未来に向けたお話だったので、その変化を楽しんでいただければと思います。
今後、秋、冬と続く中で、季節を経た4人の成長が見られるのかな、と、この先が楽しみです！　そんなところも含めて、是非ニヤニヤしてください！(笑)
中島：結論、ニヤニヤしてください！(笑)

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